解体工事を頼むには
解体工事を頼むことは一生に一度あるかないかのものです。
いざ、頼もうと思っても「何からすればいいのか?」「何を用意すればいいのか?」「いくらかかるのか?」などわからないことばかりです。
まずは問い合わせ
まずは、電話で直接連絡してみるのがいいと思います。
電話での対応など一つの判断基準になります。
仕事などで時間がないときや帰宅時間が遅い場合は、お問い合わせフォームから聞いてみるのも手です。
次に解体業者が聞いてくる内容は、
【業者がお伺いする内容】 ※業者によって多少お伺いする内容が異なります
- 地域 ・・・ 例:福島県二本松市
- 建物の概要と大きさ ・・・ 例:鉄筋造2階建て、約40坪
- 立地条件 ・・・ 例:道端5m、お隣と接近しているなど
- 解体ご希望時期 ・・・ 例:3ヶ月以内を目安に
- 家財の有無 ・・・ 例:ほぼ住んでいる状態のまま残っている
- 現地調査への立ち会いの可否 ・・・ 例:日程調整後、立ち合い希望
現地調査の立ち合い時間は、建物の大きさなどにもよりますが一般的な木造住宅の場合、おおよそ20~30分くらいで終わることが多いようです。
おおよその金額を知りたいと思いますが。。。
伝えた内容でおおよその概算金額をお電話等で知ることはできますが、正確な金額を知るために一番安心なのは解体業者の現地調査による正式なお見積もりを出していただくことです。
解体工事のプロでも現地調査しないとわからないこともありますからね。
見積もり依頼
何社か(2~3社)見積もりをとって比較してみるのもいいでしょう。
一番目が行きがちなのは金額でしょう。
しかし、「解体工事費用の見積り金額が安い!」だけで決めていいのでしょうか?
しっかりと、見積り書に記載されている項目も見ておかなければなりません。
工事内容
解体工事を行う範囲、面積、建物に付属される項目(ブロック塀や庭石など)にあたります。
その他に、工事日数や作業員の人数、廃棄物の処分費などもあります。
解体工事業者によって見積もり項目の記載が違いますので、疑問に思ったことは担当者に聞いてみましょう。
担当者の対応もそこで見れますので、一つの判断材料になります。
解体工事の項目漏れもチェックしましょう。項目漏れがあると追加料金が発生します。
しかし現地調査を行っても、実際に解体工事を行ってみないとわからない部分(地中障害物)があると追加料金が発生する場合があります。
追加料金についても詳しく聞いてみるといいでしょう。
養生
養生とは、防音対策など様々な仕様があります。
養生は解体工事を行い場合に必ず行う作業です。
養生の仕様や範囲なども確認するといいでしょう。
残置物
建物の中にある家具・家電などの処分はどうなっているのか確認をしておくようにしましょう。
現地立ち合い見積り
概算見積書から選んだ解体業者へ現地立ち会い見積りを行います。
現地立ち会い見積りで確認することとは?
- 解体工事の希望を伝え、どのように対応するか確認する
- 解体工事費用の内訳や追加費用がかかる場合の注意点を教えてもらう
- 解体工事に掛かる手続きや注意点を教えてもらう
- 解体費用を安く抑えるための相談をする
- 【重要】最終的な解体費用の総額を確認する
現地見積りと解体工事の要望を伝え、正式な解体工事見積費用を複数社から貰いましょう。
解体業者決定
現地見積り、打合せをした上で、納得できる見積り費用と一番対応が良い解体業者を決めます。
決定した解体業者との工事契約を行います。解体工事契約書の内容確認はしっかりと行いましょう。