住宅解体工事の電気停止手続き

石綿の危険性!解体工事費用高騰の理由は?

石綿の危険性!解体工事費用高騰の理由は?

 

石綿とは、蛇紋石や角関石が繊維状に変形した天然の鉱石で無機繊維状鉱物の総称であり、石綿の繊維1本は直径0.02~0.35pm(髪の毛の5000分の1)程度である。
耐久性・耐熱性・耐薬品性・電気絶縁性などの特性に優れ安価であるため
「奇跡の鉱物」として重宝され建築材料・電気製品・自動車・家庭用品等様々な用途に広く使用されてきました。
しかし、空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると、肺や中皮腫の誘因と指摘されるようになり「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになり、後に石綿使用禁止となりました。
令和4年4月1日から建築物などの解体・改修工事を行う施工業者は、石綿含有有無の事前調査結果を労働基準監督署に報告。大気汚染防止法に基づき、地方公共団体にも報告を行います。
対象となる工事は、建築物の解体工事(解体作業対象の床面積が80m2以上)
他、改修工事等でも報告が必要になります。

現在、(2006年法改正により、石綿合有建材がつかわれなくなり、2006年以前に建てた住宅であれば石綿合有の可能性が非常に高い)
解体する建物は 2006年以前に建てた建物が多く、色々な箇所に石綿は含有されています。
例えば、キッチン周りのケイカル板・ビニル床タイルやシート・石膏ボード・モルタル・仕上塗材・瓦等があります。
軒天のケイカル板にはほとんど石綿が含有されており、人力での取り外しが必要となります。それに伴い、石綿が飛散しないよう足場の設置・発生等が必要となり、解体工事の費用が高くなっています。(外酸材等も合有の場合同様に足場の設置・養生等が必要になります。)ですが、家主様・延時の方々・作業員の安心・安全の為にご協力いただければと思っており
ます。

 

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